スキンケア研究所

肌悩み

鏡を見るのが楽しくなる!
ニキビケアをしたい人のためのピーリング

思春期だけでなく、大人になってからもできてしまうニキビに「このニキビがなかったら」と思ったことがある方は多いと思います。ニキビを予防し改善するには、ニキビができる原因をしっかりと知ることが必要です。そのうえで、ぜひピーリング石鹸での洗顔をニキビ対策に取り入れてほしいと思います。そこで、ニキビができる原因やニキビ対策になぜピーリングがよいのか、ピーリングする際の注意点をご紹介します。

1:お悩みの元!ニキビはどうしてできるの?

ニキビと一言でいっても、白ニキビや黒ニキビ、赤ニキビや黄ニキビなどさまざまな種類があります。白ニキビはニキビができた初期段階です。毛穴にたまった皮脂が空気に触れて酸化すると黒ニキビになり、炎症がひどくなると赤ニキビとなり、さらに悪化すると化膿した状態の黄ニキビに変わっていくことがあります。初期のニキビは、汚れや皮脂、余分な角質が混ざった角栓が毛穴に詰まってしまい、そこにアクネ菌が繁殖し活発に活動することが原因でできます。毛穴に角栓が詰まってしまう原因には、過剰な皮脂の分泌があります。皮脂の分泌が活発な思春期にニキビが増えたり、おでこや鼻など皮脂腺が多い部分に大人ニキビができやすいのはこのためです。

肌に汚れが残っていると、ニキビができやすい環境になってしまいます。お顔の肌汚れには、ファンデーションや口紅をはじめとするメイクアップ料や皮脂など「油性」の汚れと、古い角質や汗、チリ・ほこり、花粉など「水性」の汚れがあります。「油性」の汚れは、クレンジングでしっかりと落とす、それ以外の汚れは洗顔でキレイに落とすことを徹底しましょう。また、刺激や乾燥などもニキビができる原因となります。皮脂の分泌が比較的少ない頬が乾燥して毛穴が詰りやすくなったり、シャンプーの洗い残しが不十分でデコルテや背中に残り、ニキビの原因となることもあります。

毛穴が角栓で詰まらないようしっかりと汚れを取ること、常に肌を清潔に保つこと、余分な角質がお肌に残らないようターンオーバーを正常にすることがニキビの発生を防ぐ近道になります。

2:そのニキビ、ピーリングで防げます!

肌が汚れていたり、余分な角質がたまってターンオーバーが正常に行われないと、ニキビができやすい肌になってしまいます。ターンオーバーの周期は、早くても遅くても肌トラブルを引きおこしやすくなります。ターンオーバーが早いと、細胞が未熟な状態のまま肌表面に出ている状態となります。すると、肌のバリア機能が下がって肌が乾燥してしまいます。逆にターンオーバーが遅くなると、肌が硬くなり、汚れや皮脂がとどまってニキビができてしまいます。

ニキビができにくい肌に改善するためには、正しい洗顔で汚れを落とすことと、ターンオーバーの周期を正常に保つことが重要です。ターンオーバーが正常に行われると、ニキビの元になる余分な皮脂や古い角質が、肌に残らなくなります。さらに、肌の状態が整うため、潤って乾燥しなくなり、ニキビができにくくなります。

ニキビは、汚れや皮脂、角質の混ざってできた角栓が毛穴に詰まった状態です。そのため、毛穴に詰まった角栓を取り除く必要があります。ピーリング石鹸でお肌を洗うことで、余分な角質を除去し、角栓も徐々に取り除いてくれます。このように、ピーリング石鹸で洗顔すると、「毛穴の汚れを取る」「余分な角質を除去する」ことにつながり、ニキビの予防に効果があるのです。

サンソリットでは、4つのピーリング石鹸をご用意しています。ニキビでお悩みの方におすすめなのは、AHA(グリコール酸) ※1とティートゥリーオイル※2を配合した、「スキンピールバー ティートゥリー」です。ティートゥリーとは、ニュージーランドとオーストラリア南東部に生息する植物で、先住民族のアボリジニの間では何千年もの間、葉を砕いてケガや皮膚の治療などに使われてきたものです。上手に取り入れて、毎日のスキンケアにお役立てください。

※1 角質ケア成分、※2 整肌成分

3:大事なのは保湿!ニキビ肌のピーリングの注意点

ニキビのケアには、医療機関でニキビ治療の一環として行われるケミカルピーリングや、自宅で手軽にできるピーリング石鹸で洗顔する方法などがあります。ケミカルピーリングを受ける場合は、受診した医療機関の医師の指示に従いケアをしてください。

ご自宅でピーリングケアをする際に、特に注意してほしいことがいくつかあります。ピーリング後は、古い余分な角質が除去されることで、健康な皮膚が肌表面に現れます。ニキビは皮脂が過剰に分泌される場所にできることが多いため、乳液やクリームの使用を避ける方もいらっしゃると思います。しかし、お肌の乾燥が進むと、お肌は潤いが足りないと判断して、皮脂を余分に分泌してしまうことがありますので、洗顔後、必ず化粧水で水分を補給し、乳液やクリームなどでしっかり保湿をするようにしましょう。

それから、ニキビができているからといって、洗いすぎると肌がより乾燥してしまいます。2度洗いはせずに、1日2回朝晩の洗顔にとどめましょう。長時間肌にスキンピールバーの泡を放置すると、乾燥が進む場合もあるので、ニキビがひどい場合は泡パックを控えましょう。

また、ピーリング石鹸で洗顔すると、一時的にニキビが増えることもあります。これは、肌の奥に潜在的にあったニキビが表面に出てきているだけですので、しばらくすると落ち着いてくることが多いです。ピーリング石鹸を使い続けることで少しずつ改善されるので、お肌に異常を感じていなければ、ピーリング石鹸で洗顔を続けても問題ありません。万が一ピーリング石鹸を使用して、痛いほどピリピリしたり、赤みが出た場合は、すぐに使用を中止してください。また、ニキビが膿むなど症状がひどい場合などは、皮膚科を受診するようにしましょう。

いかがでしたか?

ニキビにお悩みの方にとって、ニキビがなくなること以上にうれしいことはないでしょう。ピーリング石鹸を上手に活用すれば、ニキビの原因となるお肌の汚れをとり除き、ターンオーバーを正常な状態に近づけることが可能です。ぜひ、ピーリング石鹸をあなたのニキビケアに取り入れてみてください。

皮膚の専門家と共同で「スキンピールバー」を開発したサンソリットでは、ニキビでお悩みの方からのご質問やご相談を承っております。「どの石鹸を使ったらいいの?」「ピーリング石鹸で洗顔しても大丈夫?」など、心配なことがございましたら、以下からぜひお気軽にお問い合わせください。

※2016年3月30日時点の情報となります。このページに掲載されている情報が最新のものではなくなっている場合がございます。予告なく内容変更をする場合がございますので、あらかじめご了承ください。